飼い犬の逸走の場合
2012-01-30


本日は、万一、愛犬が逸走してしまった場合についてです。

つい一昨日も逸走の報が入りましたが、無事に地域の動物管理センターで
保護されていることかわかり、今日、飼い主の方が迎えに行かれたはずです。

その飼い主さんと親元の方が
「動物管理センターという所があることを知らなかった」
とおっしゃっておられましたので、逸走については柴保ホームページにも
記しておりますが、それをもとにこちらにも掲載致します。

 ・・・・・

今は厳冬期ですが、逸走しやすい季節は、やはり、夏です。
夏は、雷・花火など犬たちの嫌いな音が突然鳴りだしたり、或いは
門の錠のかけ違い等によって、家から出て行ってしまう犬が多い季節です。

夏に限らず、逸走しないように管理していることが第一ですが、
飼い主の落ち度によらずとも、万一なんらかの原因により
飼い犬が逸走してしまった場合、できるだけ早く、
「地区及び近隣地区の保健所、警察、動物管理センターに届け出」をします。

「何日かしたら1人で帰ってくるだろう」
「前も帰ってきたから今度も帰ってくるよ」
と、犬を信用して待つ事は禁物です。
逸走してすぐに捕獲された場合、地域によっては捕獲から2〜3日で殺処分
となる場合もあるからです。
すぐ探したおかげで、見つかった犬もいます。その管理センターは
3日で殺処分でしたので、ギリギリでした。

近頃は、ホームページに動物管理事務所が捕獲犬の写真を載せて公開している場合も
ありますから、利用されるとよいと思います。
ただし、載っているのは、ご自宅で撮られる「写りの良いかわいい写真」というわけ
ではありません。
「とりあえず撮れた」らしい写真が載っている場合も多いですし、
逸走期間によっては、外見や体型が変化している場合もあります。

鑑札を付けている犬は殆ど100%飼い主へ戻りますが、首輪は抜けてしまう場合も
あるので、その点も考慮して探す必要があります。

時には数カ月後に見つかった例もありますから、様々の場合を考慮して
「根気よく」探す必要があります。

雌犬で逸走から3ヶ月たって見つかった例があるのですが、
その子は発見から約1ヶ月後に子犬を生みました。
想像するに、放浪中にどなたかが飼っていてくださったのだけれども、
子犬が生まれる事態となり、「拾った犬が子犬を生んだら大変!」と
また放されたのではないかと思います。そして再度の放浪中にセンターに捕獲され、
飼い主が発見した、という経過ではないかと想像しています。

次は、探す時の「犬種」についてです。

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[柴保]
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