カメその後
2011-09-14


会報第142号は間もなく発行です。
発送作業中ですので、到着までしばしお持ちくださいませ。

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さて、前回「迷いカメ」が庭に入ってきていたと記しましたが、
カメさん、無事ご自宅に戻りました。
一時はどうなるかと思いましたが、本人ならぬ「本亀」も
帰ることが出来て嬉しそうだったのが何よりでした。


亀に詳しい友人に聞いたところ、実は、南の方の
かなり貴重な種類の亀だったようでした。複数の方に
「貴重な亀だし、(縁起いいし)、飼っちゃえば?」
とおすすめ頂いたものの、飼育するには、ヒーターやら何やら
かなりの設備が必要の様子…

犬たちは匂い(人間は感じません)に相当反応していますし、
我が家は冬はとても寒いので、無事に越冬させられるか
はたまた、犬より長生きするかもしれない亀を
長期間にわたりマメに世話出来る自信はなく…
既に食べ物も、食べたり食べなかったりまた食べなかったりで、
なんとなくだんだん弱ってきているような気配が…。。

かなり本気で動揺して数日

ふとしたことで
「あのお宅にカメがいるはず」
という情報を得、翌日にご連絡が取れたので、見て頂くと
「ウチの亀だわ」
とのことで、一件落着!!

ほんっとうに、良かったです!

そちらのお宅では庭で放し飼いだそうで、お庭に置くと
「あぁここよアタシんち、こっちこっち、あーよかった」
のように、生い茂った草の中にいそいそと入っていきました。
そのあたりに複数の仲間がいるそうです。

ヒーターが、と言われたにもかかわらず、なんと
お庭で越冬しているとか。
…自然が一番、ということのようです。

あまりに揚々と草むらに入っていったので、
なんだか可笑しくて、、本当に安堵しました。


この亀さんに一番反応したのが、沖縄生まれのレンヌ。
我々が見つける2日ほど前に既に発見していたようで、
そういえばその頃、庭に出した時に
「何か黒っぽいものを見つけてくわえて持っていった」ので
「何かと思って見ようとしたが、絶対に見せないようにして」
いたようで、結局分からなかったそうです。

その頃から、ある場所を執拗に注目しているので、変だなと思い
その辺りの様子をみてみたのですが、特に変わったことはなく…
もっと奥の方にいたのかもしれません。

亀さんの表裏には、無残にもレンヌにかじられた白い痕が!
しかも、欠けている部分もあります…(治らないそうです)。
しかしその時、身体は完全に甲羅の中に隠していたようで、
中身は無傷に見えます。
「さすが甲羅だ…」と実感しました!

亀さんが自宅に帰った後も、入れていたカゴに反応し
空のカゴを狙って
「ここからいつ出てくるか分からないわよっ!」
と真剣に狙いを定めているレンヌなのでした。
[柴保]
[我が家の]

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